昨日は雨。 外回り仕事なのに、朝降っていなかったからと傘を持たずに家を出たあほな私。 途中で買わなきゃなぁと思いながらお客さん先に向かうため歩いていると、急に後ろから傘をさされた。 びっくりして振り返ると、私より10cm以上は背が低いであろう70代くらいのおじいちゃんが立っていた。 「駅までですか?濡れてしまうのでお送りしましょう」と、ごく自然にかつさわやかな笑顔でおじいちゃんはそう言った。 私はその笑顔にきゅんきゅんしながらお礼をいい、世間話をしながら駅まで向かった。 私も普段から親切であろうと心がけているつもりではあるが、それが踏みにじられることも多い。(たとえば席を譲ろうとして文句を言われるというのは定番) そのため、何か行動を起こすこと自体が怖くなってしまったり、面倒に感じてしまうこともある。 そういうことが重なると、だんだん心がさびしくなってくる。人に優しくできなくなってくる。