今日はちょっとピアノ椅子についてお話しします。 道具にはなんでもよい道具があって、それがあると仕事がはかどったり、作業がきれいにできたり、とにかくよい道具はいろんなよいことをもたらしてくれて、使ってみてはじめて「ああ、手に入れて良かった。」と思うことが多いのですね。 それで、ピアノ椅子にもそんな椅子があったのです。 ドイツのライナーという名前(会社名?)の椅子なんですが、これが、使った人にはなかなか評判がいいのです。 僕が最初に見たのは、静岡県磐田市にかつてあった浜松ピアノセンター(とても残念だったのですが、昨年倒産しました。)のショールームでした。 そこにはそのライナー椅子が商品の試弾用にいくつもおいてあったのです。 浜松ピアノセンターにでかけると、僕たちはそれにふつうに腰掛けて、何も特に思わずにピアノを弾いていました。 ところがある時、調律師協会の会合で、ピアニストのはちまん正人さんの
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