前回の記事と同じ様な記事ですが、「大きな塊のままで降って来るより、迎撃して小さな破片を広範囲に飛散させる方が危険だ!」という主張も有ったんですね。 ぶっちゃけて言えばそれは間違ってます。 共同通信 2009年3月28日PAC3を発射すると逆に被害を拡大させる恐れもある。弾頭が空のミサイルが着弾しても、破壊されるのはテニスコートニ面程度とされるが、迎撃すれば、PAC3の分も含め破片が広範囲に飛散するからだ。 共同通信は、破片の散布範囲が広がれば被害が拡大すると書いていますが、暴露状態の平原ならともかく遮蔽物の多い「市街地」では、破片が細かくなれば建造物の屋根や壁などで防げますから、むしろ大きな塊で落ちてくるより迎撃して破壊した後の細かい破片の方が危険性は少ないと見ていいでしょう。いくら広範囲に飛散しようと一定以上の破壊力が無ければ、被害は無視できる範囲に収まります。 同様の説明に、以前にも「