4月5日に放送された、NHKスペシャル「JAPANデビュー」の第1回「アジアの一等国」への批判というか非難が、右の人限定で盛り上がっているようですが、事実に基づいていないと思われるバッシングがあまりにも目立ち、「超偏向している!」という非難がもう完全に鏡像になっているので書いてみることにする。 まずは、すごい数のはてなブックマークがついた、blog「台湾は日本の生命線!」の記事から。このblogは以下のようにNHKを非難しています。 証言の「断片」のみ放映―台湾の被取材者が怒る反日番組「NHKスペシャル/シリーズ・JAPANデビュー」 (以下がblog主の主張です。) 「NHKの『被害者』としか思えないのが柯徳三氏」 (柯徳三氏)はNHKに対し「心外だ!」と「怒っている」 「NHKはそれを操作して、逆に台湾の『反日』イメージを強調した」 「台湾人への侮辱的な利用ではなくて何か、そして柯徳三