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ブックマーク / news.mynavi.jp (228)

  • 東大など、数十年来の脳の謎を解明 - 脳回路が精密な配線であることを発見

    科学技術振興機構(JST)と東京大学は1月20日、脳の神経回路が、回路を形成する神経細胞「ニューロン」(画像1)より小さく、「シナプス」の単位で正確に編まれることで機能を発揮することを明らかにしたと発表した。東京大学大学院薬学系研究科の池谷裕二准教授らの研究グループによる発見で、成果は米科学誌「Science」に米国東部時間1月20日に掲載された。 画像1。ニューロンとシナプスの基構造。ニューロンは、樹状突起が広がる細胞体部分と、そこから長く伸びる軸索とで構成され、ほかのニューロンから受け取った情報を処理して、ほかのニューロンに伝えていく。シナプス部分では、神経伝達物質を使って情報をほかのニューロンに伝える 脳はニューロンと呼ばれる神経細胞からなり、各々のニューロンが、少しずつ情報を処理している。その処理結果は、ニューロン間の特殊な結合であるシナプスを介して、次のニューロンに伝えられる(

    東大など、数十年来の脳の謎を解明 - 脳回路が精密な配線であることを発見
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    none53 2012/01/21
  • Google、人気の2D物理エンジンを「Dart」プログラミング言語へ移植

    Googleは1月11日(米国時間)、物理エンジン「Box2D」を「Dartプログラミング言語」へ移植したことを発表した。成果物はDartBox2D (Box2D ported to Dart)と呼ばれている。 DartBox2Dは、Java版のBox2Dを移植のベースとしており、現段階は純粋に移植しただけの状態で、Dart特有の機能などはまだ使われていない。また、格的なパフォーマンスチューニングも実施されていないが、すでに相応のパフォーマンスを実現していると説明されている。 DartBox2Dの動作はデモサイトで確認することができる。Googleは今後、DartBox2DをDartの特徴的なプログラミングテクニックを適用したものへと書き換えていくことで、Dartプログラミングにおけるアプリケーションプログラミングの参照実装として活用していきたいとしている。

  • IE10 PP4、OpenTypeフォント機能のサポートを強化

    Microsoftは1月9日(米国時間)、IE10 PP4(プレビュー4)において、font-feature-settingsプロパティへの対応などフォント機能を強化したことをIEBlogで発表した。OpenTypeフォントで提供される多くの機能が利用できるようになっており、今後、Webフォントの普及を後押しする可能性がある。 どのようなWebブラウザで閲覧しても、フォントのレンダリングが同一になるようにするWebフォント技術や関連サービスがすでに登場している。PCだけではなく、タブレットデバイスやスマートフォンからも同一のレンダリングを実現するとなると、特にWebフォント技術が重要になってくる。 フォントデータサイズが小さい欧米フォントは、こうした技術の恩恵を受けやすく、Webフォントを活用しているメディアも存在する。しかし、より複雑なレンダリングを実施するにはまだ対応が弱く、Webフォ

    IE10 PP4、OpenTypeフォント機能のサポートを強化
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    none53 2012/01/11
  • 東大、細胞が自発的に死ぬ様子を生きた哺乳類の胚で観測することに成功

    東京大学の研究チームは、細胞が自発的に死んでゆく様子を、細胞死シグナルの動きとともに生きた哺乳類の胚において捉えることに成功したほか、限られた時間内にかたち作りが円滑に完結するために、細胞の死が役立っていることを明らかにした。これにより、未だ不明な点が多く残されている胚発生における細胞の死が持つ意義が明らかにされたほか、ヒトでも見られる外脳症や二分脊椎といった神経管閉鎖異常による疾患の発症メカニズムの一端に迫ることができるようになると研究チームは説明している。同成果は、同大大学院薬学系研究科の山口良文 助教、同博士課程1年の篠塚直美氏、同三浦正幸 教授らによるもので、米国科学雑誌「Journal of Cell Biology」に掲載された。 生体内の様々な場面において、細胞が自発的に死んでゆく様子が認められている。特に個体発生期での細胞死は、どの領域の細胞がいつ死ぬかがある程度決められて

    東大、細胞が自発的に死ぬ様子を生きた哺乳類の胚で観測することに成功
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    none53 2011/12/15
  • Cygwinより手軽にUNIX風環境が手に入る「Gow」

    UNIX風環境をWindows OS上で使用してきた時代 黎明期からコンピューターを使ってきた方にとって、キーボードからコマンド名を入力して実行するスタイルは、ごく自然なものでした。GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)が主流になってからも、コマンドラインによる操作は依然と残され、我々が使用するWindows 7にも、コマンドプロンプトやWindows PowerShellといったCUI(キャラクターユーザーインターフェース)が用意されていることからも、その重要性を理解できることでしょう。 そもそもコマンドプロンプトで実現するコマンドラインインタープリターは、Windowsが主流になる前のOSであるMS-DOSを基礎にしており、そのMS-DOSもQDOSという16ビットOSを元にしています。しかし、CUIを採用したOSの源流は、1970年代から大学や研究所などに普及したUNIXにあ

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    none53 2011/12/14
  • バイドゥがAndroid向けIME「Simeji」を取得 - Baidu IMEの企画/開発と一元化

    バイドゥは13日、Android OS向けの日本語入力システム「Simeji」に関する全ての事業を取得したことを発表した。同社は今後、Simejiと「Baidu IME」の企画・開発・マーケティングの一元化を進めていくとしている。 SimejiはAndroidマーケットのIMEの分野で国内最大規模のダウンロード数を誇る日本語入力システム。今回の事業取得の件により、同アプリ開発者の足立昌彦氏とデザイナーの矢野りん氏はバイドゥに入社し、引き続きSimejiの企画・開発業務を担当するという。バイドゥはPC向け日本語入力システムBaidu IME正式版を今年5月から無償提供しており、国内では現在、約180万人のユーザーが利用しているとみられている。 登壇したBaidu, Inc.CEO補佐兼バイドゥ代表取締役社長のアラン・ザン氏は「今回の事業取得により、日のユーザーにとってより利便性の高い革新的

    バイドゥがAndroid向けIME「Simeji」を取得 - Baidu IMEの企画/開発と一元化
  • 意識は脳の一部の神経活動が担っている? - 東大と理研が実験結果を公表

    東京大学と理化学研究所(理研)は、ヒトの「第一次視覚野」が意識内容の変化に応じないことが判明したと発表した。これは意識に関する定説を覆す結果で、「意識の脳内局在説」(意識が脳の一部の神経活動によって担われているとする仮説)を支持する結果であったことを報告した。研究は東大工学系研究科の渡辺正峰准教授と理化学研究所脳科学総合研究センターの程康ユニットリーダーらによるもので、成果は「Science」11月11日号に掲載された。 「意識はどのような形で、身体のどこに宿るか」という疑問に対し、人類は数千年にわたって哲学や近年の脳科学によって研究を重ねてきた。なお、近年は脳科学が発展してきたことによって、脳の神経活動自体が意識を担うとする一元論のもと、「脳のどこで、いかなる神経活動によって意識は実現されているのか」という問いへと論点は移ってきている。 中でも、今回の研究で扱われた「第一次視覚野は意識内

    意識は脳の一部の神経活動が担っている? - 東大と理研が実験結果を公表
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    none53 2011/11/16
  • 理研ら、ホルモン分泌も可能な「人工下垂体」をES細胞から作ることに成功

    理化学研究所(理研)と名古屋大学は11月10日、内分泌器官として全身のホルモン調節で中心的な役割を果たす「下垂体」を、胚性幹細胞(ES細胞)の培養により試験管内で実現することに成功したと共同で発表した。下垂体とは、両眼の奥、頭部の正中に位置し、間脳(視床下部)の腹側に隣接する場所にある、全身に向かって各種ホルモンを放出する内分泌の中枢器官で(画像1)、まさに今回の作製は「人工下垂体」といえる。 画像1。下垂体の構造と機能。下垂体は視床下部(間脳の一部)の腹側に隣接する内分泌器官で、視床下部からの放出ホルモンに反応して、全身血流へ各種の下垂体モルモンを分泌する腺性下垂体がその主要部分だ 研究は理研 発生・再生科学総合研究センター 器官発生研究グループの笹井芳樹グループディレクターや名古屋大学 大学院医学系研究科糖尿病・内分泌内科の大磯ユタカ教授らによるによるもので、科学雑誌「Nature」オ

    理研ら、ホルモン分泌も可能な「人工下垂体」をES細胞から作ることに成功
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    none53 2011/11/11