東根の大ケヤキ(2015年10月撮影) 東根の大ケヤキ(2014年3月撮影) 東根の大ケヤキ(ひがしねのおおケヤキ)は、山形県東根市本丸南1丁目の東根市立東根小学校校庭に生育するケヤキの巨木である。樹齢は1000年以上とも1500年以上とも推定され、1957年(昭和32年)に国の特別天然記念物に指定された[1][2][3]。ケヤキとしては日本一の巨樹といわれ、群馬県の「原町の大ケヤキ」、山梨県の「三恵の大ケヤキ」(いずれも国の天然記念物)と並んで「日本三大ケヤキ」と称されている[4]。1980年(昭和55年)には、「日本ケヤキ見立番付」で「東の横綱」に選ばれた[1]。 由来[編集] 東根小学校の校庭の西北隅に、この大ケヤキはただ1本そびえている[5][6][7]。かつてこの地は南北朝時代の1347年(正平2年)に、小田島長義という武将が築いた小田島城(東根城)の本丸跡であり、堀割の名残も見