『幸せがずっと続く12の行動習慣 自分で変えられる40%に集中しよう』(ソニア・リュボミアスキー著、金井真弓訳、渡辺誠監修、日本実業出版社)の著者は、スタンフォード大学博士課程の学生として、そしてカリフォルニア大学リバーサイド校の教授として、幸せに関する研究を20年近く続けてきた人物。結果的にそれは、「人生を生きる価値のあるものにしているのはなにか?」を研究する「ポジティブ心理学」として成長していったのだそうです。 そんな著者によれば、人がより幸せになれるという考えにとって重要なのは、「40%の解決法」という概念。幸せというもののなかで、人が行動や考え方を通じて自分で変えられる部分は40%だからだそうです。つまり40%という数字は、長続きする、より幸福な状態が誰にでも可能であることを示しているというわけです。 その本質について書かれたPART3「40%の行動習慣が続く5つのコツ」に目を向け