マイクロバブルは直径がわずか1/100mmという極めて小さな泡ですが、これが水質浄化を進めることに役立つほか、医療面ではがんの診断や治療に応用ができることが可能だとして、注目を集め大いに期待されています。 普通は水の中で出来る泡の大きさは直径数ミリ程度でしょう。しかしマイクロバブルはその泡の100分の1以下ですから、極端に小さいため水の中をゆっくりと浮上してきます、その浮上する途中で微小なゴミを吸着させる性質をもっているので、既に池や湖、湾の水質浄化に応用されています。 また海産物の洗浄にも応用されており、カキなどの洗浄に使われています。一方では大型タンカーの燃費をよくするために泡を船底に流し込んで、水との摩擦を低減させるという画期的な研究が進んでいます。 医療面ではマイクロバブルを使って、がんの診断や治療に利用するという最先端の取り組みが始まっています。直径3マイクロメートルの超微細なマ