最近、囲碁でプロ棋士を負かした AlphaGo も、この TensorFlow で組んだニューラルネットワークを使っているんだとか。 とはいえ、チュートリアルを読みながら使ってみると、これは単にディープラーニングだけをターゲットにしたライブラリではないように感じた。 どちらかといえば機械学習で使われるモデルをプログラムで表現して動かしやすくするためのツールキットのようだ。 今回試すソフトマックス回帰というのは TensorFlow に用意されている最初のチュートリアルで使う機械学習アルゴリズムだ。 モデルとしては一層のニューラルネットワークとソフトマックス関数を組み合わせたシンプルなものになっている。 一層のニューラルネットワークなので、これはディープラーニングではないし、ぶっちゃけ最終的に得られる汎化性能も高くない。 チュートリアルでは MNIST という手書き数字のデータセットを使って