明日12月10日の夜、日本全国で皆既月食が観察できる。国立天文台によると、晴れていれば日本中で皆既月食の初めから終わりまで見ることができ、このような好条件の月食は約11年振りとのことだ。 月食の開始は10日の21時45分から(部分月食)。そこから徐々に月が欠けていき、23時5分には、月が地球の影にすっぽり入り「皆既月食」が始まる。その後、月は23時58分に影の反対側に達して影から出てくる。そして徐々に欠けている部分も小さくなり、翌11日の1時18分には部分月食も終わりとなる。なお、月食が確認できる時間は全国共通だが、各地の月の出や月食中の月の位置については、国立天文台暦計算室の「月食各地予報」で確認できる。 月食は肉眼でも十分観察でき、10日の21時45分頃に南東の空を見上げれば、簡単に見つけることができるとされている。もちろん、双眼鏡や望遠鏡を使っての観察も可能。また、インターネット中継
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