4月29日から5月1日にかけて、日本トイレ研究所が、被災地避難所のトイレ対策のため宮城県気仙沼市を訪れました。同行取材をしてきましたので、数回にわけて報告します(前回のブログで趣旨をご案内しましたのであわせてお読み下さい)。 気仙沼市は、津波とともに大規模な火災が起こり、港湾周辺部が壊滅的な被害を受けました。1日現在、同市内の死者は905人、行方不明者は1008人。打ち上げられた漁船が今もあちこちにあります。 日本トイレ研究所は、「トイレ」を切り口に健康、教育、環境などの問題に取り組んでいる団体で、2005年10月には、災害対策に力を入れている気仙沼市と協力、同市で「災害・海のトイレフォーラム」を開いています。 今回の活動には、20代から70代までの会員約30人が参加しました。本職は研究者、小児科医、理学療法士、リハビリテーション関係者、外交官、建築関係者、デザイナーなどさまざまで、T