停電 登別は全面復旧 仮鉄柱完成 (11/30 12:39、11/30 14:21 更新) 電線接続などが完了した6本の仮鉄柱(奥)がある作業現場=30日午前8時35分、登別市片倉町 【登別、室蘭】暴風雪で送電用鉄塔が倒壊し、大規模停電が発生した胆振西部のうち被害が最も大きかった登別市内は30日昼、全面復旧した。胆振管内豊浦町、壮瞥町の計約20戸では午後0時半現在、電線の断線による停電が続いており、同日中に復旧の見通し。最大5万6千戸に及んだ大規模停電は、発生4日目でようやく解消される。 登別市によると、市内5カ所の避難所で30日の朝を迎えたのは221人。避難者の大半は復旧の知らせを聞き3日ぶりに通電した自宅へ戻り、室内や冷蔵庫内の状況を確認したり、部屋を暖めたりした。 北海道電力によると、登別市内で倒壊した鉄塔に代わる仮鉄柱6本の建設、電線接続などの復旧作業は30日午前3時40分にすべて