スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスのプラットフォーム(OS)は現在、米アップルの「iOS」と米グーグルの「Android」が大半を占める“2強体制”にある。どちらも押さえておく必要があるが、iOSとAndroidでは備える機能やインタフェースなど異なる点が数多くある。 そこで今回は、MDM▼の視点からiOSとAndroidの違いを理解しよう。覚えておいてほしいのは、(1)端末を管理するためのAPI▼(以下、端末管理用API)、(2)OSのバージョンアップ方法、(3)端末の暗号化──である。 進化するiOSの端末管理用API リモートロックやリモートワイプ▼といったMDMの基本的な操作は、OSが備える端末管理用APIを利用して実行する。管理用APIはOSがバージョンアップされるたびに、機能追加などの強化が図られてきた。これがMDMの進化を支えている。ここではiOS、And
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