NTTドコモは、長崎県の対馬北部で国際ローミング対応の携帯電話を利用すると、海外の通信事業者の電波をつかんでしまい、国内でも国際ローミングが適用される場合があることを明らかにした。 長崎県の対馬は、佐渡、奄美大島に次いで国内3番目の面積を持つ大きな離島。海峡を挟んで、北側は朝鮮半島に、南側は壱岐島や九州に面している。対馬のこうした地理的な環境から、島北部において海外の通信事業者の電波をつかんでしまい、国際ローミングが適用されてしまう場合があるという。 ドコモ広報部では、海外事業者の電波を必ずつかんでしまうわけではないとした上で、陸上よりも海上でつかんでしまう場合が多いとしている。また、陸上においてもつかんでしまう可能性を否定していない。現時点でユーザーから数件の報告が上がっているという。 こうした状況を受けてNTTドコモ九州では、海外の通信事業者に電波角度を変えるよう要請している。また、ド