「火を使わず煙が出ない」との触れ込みで発売された新型たばこの出足が好調だ。「嗅ぎたばこ」と呼ばれるタイプのものを、日本市場向けにアレンジしたもので、「周囲に迷惑をかけない」という点もアピールポイントのようだ。そのせいか、出だしから売れ行きは好調らしい。 日本たばこ産業(JT)が2010年5月17日、無煙たばこ「ゼロスタイル・ミント」を東京都内で発売した。国内で流通しているたばこの大半が「紙巻きたばこ」だが、今回発売されたのは、主に欧米で使用されている「嗅ぎたばこ」の一種だ。葉たばこを粉にした上で、メンソールと混ぜて鼻から吸引したり、歯ぐきに塗ったりして、たばこの香りを楽しむ。 タールはないが、微量のニコチンを含む だが、これらの楽しみ方は日本の消費者にはなじみがないため、JTは「たばこの葉をカートリッジに詰める」という独自の方法を開発。日本市場に新方式を浸透させたい考えだ。 J-CAST記
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