高校寮に喫煙室 設置容疑で愛知の私立高校を家宅捜索2008年11月30日12時27分印刷ソーシャルブックマーク 愛知県新城市の私立黄柳野(つげの)高校(辻田一成校長)が、生徒の寮に「喫煙室」を設けていたことがわかった。県警は同県青少年保護育成条例違反(喫煙場所の提供)容疑で同校を家宅捜索し、灰皿などを押収した。学校側から事情聴取のうえ、関係者を書類送検する方針。 同校は95年4月に不登校の生徒を支援する全寮制高校として開校した。辻田校長によると、開校時から校内で喫煙する生徒が目立ち、07年1月には女子寮のトイレで喫煙が原因と見られるぼやが発生した。 学校側は07年4月に「火災予防や分煙・禁煙のため」として、敷地内にある男子寮4棟の空き部屋各1室を「禁煙指導室」と名付け、同室以外で喫煙した場合は謹慎処分にするなど罰則を設けて、事実上の喫煙室にしていた。室内には生徒が持ち込んだとみられる灰皿用