堺市内で29日未明に発生した連続不審火で、現場近くのビルに設置された防犯カメラに不審な女が映っていたことがわかった。 大阪府警は女が事件に関係している可能性があるとみて、映像の任意提出を受けて調べている。 不審火は堺市堺区から同市北区にかけての府道沿いの東西約1・2キロの範囲で5件連続して発生。歩道や店の前に置かれたのぼりや看板などを焼いた。 府警によると、このうち午前2時25分頃に歩道上の学習塾ののぼり(高さ約1・6メートル、幅約0・5メートル)が燃えた現場では、徒歩で近付いてきた中年の女がのぼりに手をかざすような動きをした数秒後、炎が上がる様子が、近くのビルの防犯カメラに記録されていたという。