現在所有しているマンションなどの不動産を、売却にするか賃貸にするか迷うケースもあると思います。そんななか賃貸という選択肢が今後やや逆風にさらされそうな気配があります。その話題について今回は取り上げて見たいと思います。 住宅の空き家率は過去最高 住宅余りが加速しているようです。 総務省の2008年10月現在の住宅・土地統計調査結果によると、全国の総住宅数は03年の前回調査比6.9%増の5759万戸で、このうち空き家は14.6%増の756万戸と、いずれも過去最多だったという発表がありました。 総住宅数に占める空き家の比率は0.9ポイント増の13.1%でやはり過去最高。10件家があったら、そのうち1.3件は空き家だというのですから、尋常ではない数字といえるでしょう。 ただし、都市部と地方では状況が違っているようです。 地方都市と大都市では2倍あまりの差空き家の比率を都道府県別に見ると、山梨(20