2013年07月17日17:30 by jyoshige 筆者が「日本の弱者はとても可哀想だ」と思うワケ カテゴリその他 08年に各所でさんざん説明されつくしたことではあるが、当時の経緯を知らない若い人 もいるようなので、もう一度簡単に説明しておこう。 結論から言うと、企業の“内部留保”は賃上げには使えないし使っちゃいけないものだ。 1.そもそも、他人がとやかく言えるお金ではない 企業の売り上げから人件費などの経費を引き、税金も収めた後の純利益は 当然ながら株主のものであり、実際、ここから配当も支払われる。本来なら全部 株主のものであるが、全部配当してしまってはこれから先の会社の運営にも支障が 出る。 だから、一部は配当しつつも、一部は残しておく。これの積み重ねが内部留保と 呼ばれるものの実態で、誰のものかというと株主のもの、でも 「まあまあ我々に任せといてください、きっと上手く回してもっ