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July 21, 2011 ハーツォグ『ぼくらはそれでも肉を食う』 ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係 Anthrozoologyの本。Anthrozoologyは「ヒトと動物の関係学」と訳すのが日本の学会の名前とも一致していいのだと思う(もっともヒトと動物の関係学会の英語名称はanthrozoologyではないのだが)が、本書ではなぜか「人類動物学」と訳されている。 全体としてのメッセージは、動物に対する態度は、動物愛護の活動家であれ闘鶏愛好家であれその中間のもっと一般的な人であれ一貫していないのが心理的に普通だということで、著者自身による非常に多様な人々に対するインタビューと、さまざまな心理学的知見、社会調査の知見などが紹介されている。自分は「菜食主義者」だと答える人の6割がなんらかの肉を24時間以内に食べている、という調査結果などがおもしろい。 翻訳は、あとで指摘する細か
初の単独著書『新教養主義宣言』を上梓し、いよいよ「啓蒙家」としての本領を発揮しはじめた山形浩生氏。近刊『放談の王道』『愛と幻想の日本主義』で、呉智英氏、福田和也氏を相手に抜群の舌鋒の冴えをみせてくれた時論家の宮崎哲弥氏。21世紀の日本のゆくえを占うつもりなら、この2人の知識人の言動からは目がはなせない。山形氏の提唱する「新教養」の可能性をめぐって、64年生まれと62年生まれの2つの知性がいまぶつかりあう。 ■若いコたちに読んでもらいたくて書いた 宮崎 タイトルにある「教養」というのは、非常に古風な、しかし手垢にまみれすぎた言葉ですよね。それをあえて打ち出して、こういうかたちで挑発をやってやろうと目論んだんでしょ(笑)。でもその意図はどこらへんにあるの。 山形 誰でも「いま勉強したい」とか「あのときもっと勉強しておけばよかったな」と思う瞬間があると思うんだ。大学に入ったばかりのときとか、就職
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