骨の動きをリアルにシミュレートする技術です。 脊椎動物の形態学を研究している、Brown大学のElizabeth Brainerd博士と同僚たちが、そんな技術を開発しました。名前は「CTXイメージング」。まず、対象の動物のCTスキャンを撮ります。次に、2方向から高速連射にてX線撮影を行います。これらのデータを専用のソフトで掛け合わせることによって、骨が実際に動いている3Dアニメーションを作ることができるといった仕組みです。結果としては以下の通り↓ あらゆるアングルから見ることができます。1秒あたり1000フレーム、コンマ1ミリまで撮り分けてるそうです。 Brainerd博士によれば、この技術によって「骨の長い軸の回転や、小動物の骨の曲げ方など、骨の運動について、さまざまな角度から研究することができる」とのこと。すごい。色んな動物で見てみたいですね。 – Jesus Diaz(MAKI/いち