1 2 3 4 “安かろう旨かろう”で市場を席巻! 大手がかなわない「低価格居酒屋」の戦略 「100年に一度の不況」といわれる昨今、居酒屋チェーンが低価格を切り口とした業態展開を進めている。消費者の低価格志向も強まりをみせているようだ。そんななか、新たな低価格のアピールとしてすべてのメニューが500円の「ワンコイン居酒屋」や300円の「スリーコイン居酒屋」など、客単価を2000円前後に設定した低価格居酒屋が登場。外食産業の低価格志向が、はたして集客のカギとなるのだろうか。(取材・文/プレスラボ 吉住夏樹) 「低価&均一価格」は不況知らず!? 全品280円の居酒屋が東京へ続々上陸 最近、「低価格居酒屋」がかつてなく盛り上がっているのを、ご存知だろうか? 先月、東京四谷に“全品300円”を掲げた「中華居酒屋 三百宴(さんびゃくえん)」(スリーハンドレッド)や、全品299~300円のチェ