非営利団体のOLPC(One Laptop per Child)は12月5日(米国時間)、開発途上国の子供向けノートパソコン「XO」について、ペルー教育省が4万台を購入する契約を結んだと発表した。さらに追加で21万台を購入するオプションも含まれており、計25万台が同国に出荷される見込み。 初回購入分の4万台は、今月から来年2月にかけて出荷し、ペルーのへき地の小学校に配布。追加分の21万台は、来年末までに、同国内の貧困地域に配布する予定という。 OLPCは、世界のすべての子供にパソコンを行き渡らせるため、途上国の政府などが大量購入できる低価格ノートパソコン「XO」を開発した。量産メリットで“100ドルノート”とすることを目指している。しかし、米Intelの「ClassmatePC」など、後発の教育向け廉価ノート機に大型契約を奪われたことなどで低価格化が進まず、現在は1台200ドル弱に高止まり
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