過激なAVや風俗店の“ゴムなしプレー”が助長!? 「ゴム離れ」業界の現状 1992年に開店した東京・原宿のコンドーム専門店「コンドマニア」。このころは“ブーム”だったが…(クリックで拡大) 突然ですが、最近、コンドーム使ってますか? うーん…とうなってしまった人も多いかもしれない。実際、コンドームの出荷量は年々落ちており、ピーク時の半分近くまで激減している。その一方で、性感染症は年々増加。絶滅寸前とみられていた梅毒までが復活の気配を見せ始めているという。「ゴム離れ」の背景には一体ナニがあるのか? 「細かい増減を繰り返しながらも、出荷量は右肩下がりで落ち続けています。コンドームの将来はまさに危機的状況です」。業界最大手のオカモト(東京・文京区)の広報担当者はこう憂う。 厚生労働省によると、コンドームの総生産量は1997年の約12億3661万個をピークに減少を続け、2006年には約5億1968