東京都営地下鉄三田線の御成門駅(港区)で女子高生を駅員休憩室に連れ込み、乱暴しようとしたとして2日、警視庁神田に強姦(ごうかん)未遂の疑いで逮捕された同駅勤務の都交通局職員、杉崎徹容疑者(33)は、逮捕直後は「身に覚えがない」と否認したが、その後の取り調べに「声はかけた」などと供述しているという。 調べでは、杉崎容疑者は8月25日午後5時40分ごろ。改札口を通った都内の女子高校生(17)に「切符がおかしい。話があるからちょっと来て」などと声をかけて駅員休憩室に連れ込み、抱きついて押し倒すなどして、乱暴しようとした疑い。 女子高生が杉崎容疑者を振り払って逃げ、神田署に被害届を出した。 都交通局によると、事件当時、同駅には杉崎容疑者を含む3人の駅員が勤務していたが、ほかの改札口にいるなどしたため、事件には気付かなかったという。 杉崎容疑者は平成10年4月に駅務員として採用され、19年4月から御