大阪の歓楽街「飛田新地」の料亭の女性従業員に売春をさせていたとして、大阪府警捜査4課は17日までに、売春防止法違反(周旋)の疑いで、指定暴力団山口組極心連合会幹部浅野俊雄容疑者(64)=大阪市平野区=ら6人を逮捕した。同課は、料亭の実態は風俗店だとみて捜査している。 同課によると、1カ月で約400万円の売り上げがあったとみられ、一部が暴力団の資金源になっていた可能性もある。浅野容疑者と、共に逮捕された内縁関係の女(54)が実質的に経営していたとみられる。 逮捕容疑は、2017年12月中旬と今年3月下旬、大阪市西成区の飛田新地にある料亭「銀河」で、女性従業員に売春相手として男性客を紹介した疑い。同課は認否を明らかにしていない。 また府警生活安全特別捜査隊は17日までに、大阪市西区の「松島新地」の飲食店で女性従業員に売春相手を紹介したとして、売春防止法違反の疑いで、性風俗店経営篠崎孝博容疑者(