2009年11月20日03:00 カテゴリ書評/画評/品評Culture s/辺境/終端/g - #書評_ - 日本辺境論 新潮社足立様より献本御礼。 日本辺境論 内田樹 今までの「樹」本の中で、ダントツで最も「面白く」かつ「納得感」の強い一冊。 面白いという点において「樹」本は定評がある。「納得感」ゼロの「私家版・ユダヤ文化論」でさえ、面白いかったことは否めない。 それでは本書の「納得感」はどこに由来するのか。 そこに、本書の秘訣がある。 本書「日本辺境論」は、内田樹という日本人=「辺境」人が、日本という「辺境」に関する各論を、実に「辺境」人的なやり方でまとめた一冊。 目次 - 内田樹『日本辺境論』|新潮社より はじめに I 日本人は辺境人である 「大きな物語」が消えてしまった / 日本人はきょろきょろする / オバマ演説を日本人ができない理由 / 他国との比較でしか自国を語れない /