アルゼンチンからの報道によると、同国南部ティエラデルフエゴ州ウスアイアで28日、41歳と39歳の男性が結婚した。カトリックの影響が強い中南米諸国で同性婚は初めてという。 ただ、保守派は、婚姻は無効だとして反発。波紋が広がっている。 2人はエイズ感染者で、当初、首都ブエノスアイレスの裁判所が同性婚を認める決定を出したため、「世界エイズデー」の今月1日に同市で結婚する計画だったが、直前に別の判事が認めない決定を出した。このため、同市は2人の結婚を認めず、2人は、知事が同性婚を容認する姿勢を見せていた同州に働き掛け、挙式に至った。(共同)