─実は、地元の登録会員の方って少ないんですね。 私のところのお客さんは、6割くらいが首都圏や近畿とか大都市圏で、九州は11%くらいなんですよ。天草の情報を世界に向けて発信するというコンセプトで始まったものですから。 例えばCATVさんの場合、地元の運動会とかの取材が多いんですけれども、私のところは全くそういう取材はやっていません。テレビ、新聞等でなかなか載らない部分を掘り下げて伝えています。むしろ天草に縁もゆかりもない人たちが見ておもしろい番組づくりというのを心がけてますね。 ─そこら辺は地元ケーブルテレビとしっかりすみ分けができている。 できていると思います。やっぱりインターネットは自分の身近な話題を発信できる唯一のメディアだということを感じながらやっています。ちょっと前まではテレビ局なんていうのは装置産業と言われるぐらいお金も人もいないとできないものだったのが、ひとりでもやれるというの