小さな命守る「母乳バンク」 6月15日 21時50分 母親から母乳を集めて、必要とする赤ちゃんに提供する「母乳バンク」。日本では、去年11月、都内の大学病院で初めて誕生しました。日本ではまだなじみの薄い施設ですが、アメリカやヨーロッパではおよそ100年前から「母乳バンク」が活動していたといいます。施設ではどのような取り組みが行われているのか、国際部の杉本織江記者が解説します。 日本初の「母乳バンク」 東京の昭和大学江東豊洲病院に開設された「母乳バンク」。母乳がたくさん出るお母さんから集めた母乳を、殺菌したうえで冷凍保存しています。 「母乳バンク」が必要とされる背景には、2500グラム未満の低体重で生まれる赤ちゃんの割合が増えていることがあります。こうした赤ちゃんは、栄養が豊富で、免疫力を高める母乳を飲むことで、感染症のリスクを減らすことができます。 特に、粉ミルクを消化できない場合におきる
![NHK NEWS WEB 小さな命守る「母乳バンク」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/086c1c6c8e5723a8d58294f847e4af618ea9b633/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fweb_tokushu%2Fstill%2F0615_03_reitoukobonyuu.jpg)