ポテトフライ、唐揚げ、エビフライ、とんかつ――。こうした揚げ物が“油を使わず”に出来上がるフィリップスの「ノンフライヤー」が、調理家電で異例のヒットを飛ばしている。現在、家電量販店では1カ月から1カ月半の入荷待ち。フィリップスは、当初5万台(4月末から12月まで)だった日本での今年の販売目標を、4倍の20万台に引き上げた。 ノンフライヤーは、幅28×奥行き38×高さ31センチメートルの丸まった筐体の中に食材を入れて調理する。揚げ物の場合、高速熱風で食材表面の湿気を取り、食材の油で表面を均一に加熱するため、揚げ物特有のサクサクな食感となる。調理途中に食材をひっくり返す必要もなく、調理後は分解して丸洗いでき、食器洗い機にも対応している。現在、家電量販店などでの実勢価格は3万円を少し切る水準だ。 使いやすく、調理の仕上がりもよい 人気の理由は、圧倒的な使いやすさと調理の仕上がりのよさだ。揚げ物を
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