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映画と考察に関するnui81のブックマーク (5)

  • アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街

    アオサギという鳥が好きだ。日中で見ることのできる、とても身近な野鳥でありながら、大きな体をもち、翼を広げれば全長は1.5メートルにもなる。あまり人や外敵を恐れぬ泰然とした佇まいにも目を奪われる。目元から冠羽へとつながる濃紺の模様や、長い首を彩る斑点、くすんだ青灰色の色合い…。いわゆる「サギ」として連想する真っ白な羽のシラサギ(実はこれは種の名前ではなく、ダイサギ・チュウサギ・コサギらをまとめた通称なのだが)とは一線を画する、野性的な美をアオサギはその身にまとっている。 そのルックスに恥じず、アオサギの暮らしはワイルドだ。魚や虫や甲殻類だけでなく、時には同じ鳥類や小型哺乳類まで捕する。「張り詰めた弓」のようにジッと動かないかと思えば、突如として矢のような瞬発がひらめく。長い首を素早くのばし、鋭いくちばしで獲物を捉えるのだ。堂々たる巨体の優雅さと、刃物のような攻撃性を兼ね備えたアオサギを眺

    アオサギの話しかしない『君たちはどう生きるか』考察&感想&レビュー - 沼の見える街
    nui81
    nui81 2023/07/31
    “純然たる人間であるおばあさんたちを「おぞましくも蠢(うごめ)く不思議な生命…」みたいな質感で表現するなよ駿、まっくろくろすけじゃねーんだぞ”で笑った。まさに。最後の方もまさに。
  • 「君たちはどう生きるか」における母と石と悪意のこと|まつきりん

    宮﨑駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」を観た。 最高。ぼくはそこまでジブリファンというわけでもなく、宮﨑駿という人についても語れるほど詳しくはないのだが、ともかく観ている間ずっとワクワクする映画だった。特に前半のお屋敷パートが異様に面白く、中でも盗んだタバコで使用人を買収して弓矢を作るところが素晴らしい。中盤に入って異世界での物語が始まると若干心配になったが、それでもちゃんと面白いのだからすごいと思う。この手の(精神分析ちっくな)異世界巡りは児童文学の王道ではあるが、映画にすると大体説明的な観光ツアーになりがちで、失敗作の直行チケットという印象だったのだが(具体的な作品名は各自で思い浮かべてください)、そうならないのは流石としか言いようがない。キリコの家で寝かされる場所が机の下だったり(序盤から反復されている四つん這いの動作を自然にやらせるためだろう)、主人公が現実の世界と同じテンショ

    「君たちはどう生きるか」における母と石と悪意のこと|まつきりん
    nui81
    nui81 2023/07/26
    なるほどー!ナツコさんがやけに艶っぽいなとは思ったけど後妻さんとしてのキャラ付けかと思ってた。好きだったのか。むっつりスケベだったのかー!
  • こういう感想を読むと、改めて、シン・ゴジラはゴジラ映画として正統派な..

    こういう感想を読むと、改めて、シン・ゴジラはゴジラ映画として正統派なんだと思う。 311以前までは、「初代ゴジラ」が少し不思議だった。敗戦から10年も経ってていない時代に公開された映画。 多くの都市を焼き尽くした空襲の記憶も人々に生々しい上、伊勢湾台風などの巨大災害の犠牲者も多かった。 それなのに人々はなぜ、娯楽としての破壊神を必要としたのか? 現実で十分だった筈なのに。 だからこそだったのだと、今は実感として思う。 戦争や災害で為す術もなく破壊された日常を現実を一観客として俯瞰することを多くの人が必要としたんだと。 ハッピーエンドとまではいかぬにせよ、カタストロフに抵抗し勝利した物語で記憶を上書きし、受け入れがたい現実をやり過ごそうと、今の我々のように藻掻いていたんだろうかと。 だから、シンゴジラのヒットがすこし恐い。あまりに今の日の願望が描かれすぎていて。 いやエンタメで理想を描くこ

    こういう感想を読むと、改めて、シン・ゴジラはゴジラ映画として正統派な..
    nui81
    nui81 2023/03/25
    日本全体に何かが起こって何年後の映画という視点で面白い。確かに映画って、歴史的にいつ公開されたかという文脈がある。
  • すずめの戸締まり考〜七十二候と燕雀鴻鵠、火の記憶と燕石考、古文書と猫神譚から紐解くダイジン考〜 - 天壌無窮

    画像引用元:すずめの戸締まり公式HP 先日、新海誠監督作品『すずめの戸締まり』について、神道的な視点からの考察をリクエストに応じて投稿(↓)したところ、思った以上の反響がありました。 すずめの戸締まり、作中の疑問(?)について、神道的な視点での考察をまとめて欲しい、とのリクエストをいただいたので、ネタバレ回避のため、メモでまとめてみました。 (名を解くと更に重層的な仕掛けがあるのですが、あまり言語化しないほうが豊かなので、この位にしますね)#すずめの戸締まり pic.twitter.com/p14ouP2VHp— 目黒盛智恵 (@yasuda010830) 2022年11月17日 色々な方から、名についても詳しい考察を聞きたい、というリクエストを複数いただきましたので 稿では神道的・アニミズム的解釈に加えて、神話や故事、詩や時候の引用なども行いながら、考察していきたいと思います。 公式に

    すずめの戸締まり考〜七十二候と燕雀鴻鵠、火の記憶と燕石考、古文書と猫神譚から紐解くダイジン考〜 - 天壌無窮
  • 対談 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 - 七里の鼻の小皺

    2007年11月某日、渋谷のアミューズCQNで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観た。すこし離れた席で、同じ映画を見ていた長岡(id:c_a_nagaoka)と出口付近で合流、顔を見合わせ、互いにうんと頷く(長岡は、このブログを長く読んでくださっている方にはおなじみかもしれないが、ぼくが10年ほど前から日のアニメについて、とりわけ「エヴァ」について、延々と対話をつづけている人物である。彼の更新する「灰かぶり姫の灰皿」(http://d.hatena.ne.jp/c_a_nagaoka/)は、最高度の言説を扱っているアニメ批評サイトであり、現在も日アニメをめぐる議論の水準を更新しつづけている)。「ともかく、座れる場所へ」とだけ言うと、あとは二人とも黙って渋谷の坂のひとつを登っていった。渋谷ではよく使っているSUZU cafeに入り、30分ほどそれぞれメモをとる。頃合いをみて、劇場版パンフ

    nui81
    nui81 2008/01/05
    エヴァ映画の考察
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