沖縄県の石垣島に、渡り鳥のオオハクチョウ3羽が飛来しているのが40年ぶりに確認されました。オオハクチョウの生態に詳しい専門家によりますと、国内での渡りの南限は千葉県で、およそ2000キロ離れた石垣島で確認されるのは珍しいということです。 日本野鳥の会石垣島支部の佐野清貴副支部長や野鳥に詳しい地元の教師によりますと、3羽は渡り鳥のオオハクチョウで、石垣島で確認されたのは昭和51年以来、40年ぶりだということです。1羽は白い羽根を持つ大人の鳥で、ほかの2羽は灰色の羽根をしているため若鳥とみられていて、草地をつついて餌を探したり、羽づくろいをしたりしていました。 オオハクチョウの生態に詳しい宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の嶋田哲郎上席主任研究員によりますと、オオハクチョウは通常、北海道や東北地方で越冬し、国内での渡りの南限は千葉県とされていて、およそ2000キロ離れた石垣島で確認されるのは珍しい
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