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ミステリーに関するnumero2のブックマーク (2)

  • (改訂版)思いつき「悪魔の手毬唄」考 「書かでもの記」より

    思いつき『悪魔の手毬唄』考 (改訂版) 横溝正史「書かでもの記」より 皆様こんにちは、めとろんです。 今回は、横溝正史(敬称は略させて頂きます)の傑作長編『悪魔の手毬唄』について、少々述べてみたいと思います。 隠す必要もありませんが、ぼくは少年時代から横溝正史の作品を愛読してきました。 格ミステリを人並みに好きになった最初のきっかけも、中学2年生の時、表紙の過激さから書店員さんの目を気にしながら購入した、『獄門島』(角川文庫版)でした。 そして、ぼくをその行動に走らせたのは、小学生のとき親戚の家のテレビ放映でたまたま見た、市川崑監督・石坂浩二主演の金田一耕助シリーズだったのでした。 ◆横溝正史が『悪魔の手毬唄』を書いたのは、昭和32年~34年「宝石」。昭和28年の『悪魔が来たりて笛を吹く』以来、待望の格長編連載でした。 世には松清張を始めとした社会派推理小説の波が押し寄せつつあった頃

    (改訂版)思いつき「悪魔の手毬唄」考 「書かでもの記」より
  • 思いつき「犬神家の一族」考 ~映画で喪われたトリックをめぐって~

    思いつき「犬神家の一族」考 ~映画で喪われたトリックをめぐって~ 皆様、こんにちは。 めとろんです。 いよいよ、市川崑監督自身によるリメイク、「犬神家の一族」(12月16日(土)公開)の公式サイトでも予告編が公開され、その全貌が姿を現す日が近づいて参りました。 今回は、横溝正史=市川崑監督の金田一映画について、種々考えるところをいくつか述べてみたいと思います。 (※尚、今回は、原作及び映画の解決について明かし、その内容を論じています!未読・未見の方は御注意下さい!) ◆「犬神家の一族」佐智殺しについて ぼくも、1976年版「犬神家の一族」をこよなく愛する者ですが、”原作に忠実”と云われるこの作品の”原作との差異”について考えてみたいと思います。 今回のリメイクは、シナリオは基的に'76年版を踏襲するようですが、その部分がどうなるのかも興味深々です。 まず一番大きな改変は、物語の中盤、第二

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