突然のバス事故で亡くなった息子が、死の直前まで読んでいた1冊の本があります。 ガラスの破片が刺さった本の一節には、こう書かれていました。 社会を変えるには、あなたが変わること。 あなたが変わるには、あなたが動くこと。 息子からのメッセージだと背中を押された父親は、5年間走り続けてきました。 みずから社会を変えるために。 (2023年6月19日更新) 2016年、長野県軽井沢町で大学生など15人が死亡したスキーツアーのバス事故の裁判で、長野地方裁判所は業務上過失致死傷の罪に問われたバス会社の社長に禁錮3年、運行管理を担当していた元社員に禁錮4年の実刑判決を言い渡しました。 長野地方裁判所によりますと、この判決について、社長と元社員は、控訴したということです。 (※年齢や肩書きなどは2021年10月のものです)