2017年、長崎市で私立高校2年生の男子生徒が自殺した問題で当時、学校が遺族に対して「突然死ということにしないか」と提案した際、長崎県もこれを追認していたことが分かりました。 長崎県の担当者 「突然死という言い方まではギリ許せる。ただ転校というのは事実と反することなので・・・」 これは2018年1月、自殺した男子生徒の遺族と生徒が通っていた私立高校の教頭、それに長崎県の担当者で話し合ったときの音声データです。 自殺したことに対して「突然死はギリ許せる」と話しているのは長崎県の当時の学事振興課の男性参事でした。 2017年4月、長崎市の私立高校に通っていた当時2年生の男子生徒(当時16)が長崎市内の公園で自殺しているのが見つかり、第三者委員会は「自殺はいじめが主な原因」とする報告書をまとめました。 学校側は「論理的な飛躍がある」などとして受け入れず19日で2年が経とうとしています。 自殺した