光文社古典新訳文庫の「ハムレットQ1」は、長らく贋作だとされ、最近じつは真作と言われるようになった初版(最初に出回った版)の翻訳ですが、従来のハムレットの6割しかありません。読みやすいと思います。 また、ロミオとジュリエット、は、お話が有名で(ウェスト・サイド物語の原作であり、ディカプリオ主演の映画にもなりました)わかりやすいのでおすすめです。 ただ、シェイクスピアは英国の人にとっても「古典」なので、英国人でも読みにくいものである、と割り切ってもいいとおもいます。 なので、映像化作品をご覧になられてから読まれても、いいと思います。 語学の勉強をするのではないのですから、ハムレットなら、ソ連版の映画が作品の雰囲気をいちばんよく出していると思います(ちなみに、翻訳はパステルナーク、音楽はショスタコーヴィチという豪華なものです。セリフはロシア語ですが響きが美しく、音楽は荘厳です)。DVDあります