この展覧会のタイトルを見て、これは行かねば、そしてレポートを書かねばと思いました。 展示会場に入るとき、作品リストのほかに窓研究所が作った「窓学の視点から見る窓展」という小冊子もあり、私も一冊手に取りました。 一般財団法人 窓研究所が主催する「窓学」の研究に基づき、東京国立近代美術館のキュレーターと共に窓に焦点を当てて作品を選んだ展覧会、と書かれてました。 「窓学」という研究分野があるのですねえ。 私にとって窓は・・・建物の内側と外側の境目。ドアの様にスムースに内側と外側を行き来はできないけれど、部屋の中に居ながら外の世界の様子を見ることが出来るし、外側から部屋の内部の様子を少し伺うことが出来る。窓を開けると外の光を取り入れ、空気の入れ替えができる。窓を閉めると部屋の温度を保ってくれて雨風が部屋の中に入る事を防いでくれる。 そして比喩として「心の窓が開く」という言い方をするし、身近な範囲か