『SF交響ファンタジー』(エスエフこうきょうファンタジー、SYMPHONIC FANTASIA)は、日本の作曲家伊福部昭が、自身で作曲した東宝特撮映画の音楽を1983年に演奏会用管弦楽曲として編曲した作品である。第1番から第3番までの3曲があり、すべて三管編成を採用している。 なお、4作目にあたる作品として『交響ファンタジー「ゴジラvsキングギドラ」』が1991年に編まれている。 1978年に特撮映画研究家竹内博や西脇博光と東宝レコードのプロデューサーとの間に、伊福部の映画音楽を管弦楽曲化できないかという話が持ち上がっていた。一旦この話は流れてしまうものの、1983年2月に五反田ゆうぽうとで伊福部作品のコンサートが行われた際に、キングレコード、東宝音楽出版、東京交響楽団の各スタッフの間で伊福部の映画音楽コンサートを開こうという話が再び持ち上がり、作曲者本人にその企画を持って行くこととなった