日本音楽著作権協会(JASRAC)は24日、東京・けやきホールで演奏や放送、CD、ネット配信、カラオケなどの音楽著作物使用料の分配額上位の著作者らを顕彰する『2017年JASRAC賞』を発表し、贈呈式を開催した。2016年度の分配額1位の国内作品に贈られる「金賞」は、中島みゆきが作詞・作曲を手がけた「糸」が受賞。昨年は「銅賞」だった同曲が、1992年の作品発表から25年、ついに金賞を獲得した。 【写真】その他の写真を見る 「糸」はもともと、1992年10月に発表された中島みゆきのアルバム『EAST ASIA』収録曲で、ドラマ主題歌に起用された98年2月にシングル化。ヤマハによると、これまでに100人を超すアーティストにもカバーされるなどして時代を超えて歌い継がれ、カラオケ部門1位、演奏部門1位、インタラクティブ配信部門8位、ウエディングソングの定番としても結婚披露宴やCMなど幅広い分野で使