富士フイルムが提供する女性のためのスタイリッシュな写真サイト「フォトモア」。写真をステキに飾るアイデアや上手に撮れるヒント、アートを鑑賞しながらお茶できるカフェギャラリーなど、写真を中心としたオシャレで楽しい情報が盛りだくさんのwebマガジンです。写真に興味がある、趣味で楽しんでいる、これから始めたい、すべての女性たちにお薦めのサイトです。
今回のGRistは、写真家の内田ユキオさんです。 内田さんには、リコーフォトワークショップ2011にて、ご自身の出身地でもある新潟県でワークショップの講師をしていただきました。2011年度のリコーフォトコンテストの審査員も務めていただいています。 街も人もすっかり秋の装いとなった某日、小雨の降る少し肌寒い日でしたが、内田さんお気に入りの散歩道、早稲田~神楽坂を案内していただき、敬愛されている夏目漱石のことや、写真に対する思いなど、興味深いお話をたくさん伺ってきました。 内田さんが愛してやまないという夏目漱石ゆかりの地、早稲田に集合し、夏目坂や、漱石公園をお散歩撮影しながらのまったり取材となりました。 ~まずは、早稲田通りから少し奥に入ったところにある"夏目坂"へ~ ■撮影のモットー 社員N(以降 N):内田さんは、よくこういった「お散歩撮影」をされるんですか? 内田(以降 う):そうですね
近くの公園には梅林があり、ちらほらと花が咲き始めた。その中でも桃色の梅は花が早い。殆ど満開状態となっている。 小正月が終わったばかりだというのに、梅花は春の到来が確実にくることを僕に教えてくれる。 見ると年の頃60代と思える婦人が、両手でデジカメを持ち、背伸びをし少しでも梅花に近づこうとして写真を撮っていた。 僕はその姿を写真に撮る。するとそれに気が付いたのか、婦人が僕の方に振り向く。少し目線が合う。 そして僕の方に近づき話しかけてきた。 「梅はどうやって撮れば良いんでしょうか?」 質問の意味がわかるのに数秒かかった。どうやら梅花を撮っても画面全体が暗くなり、自分が思ったイメージにならないようだった。 「日を背にして、日が当たる梅の花を撮られると良いと思いますよ」、と答える。彼女はふむふむと聞いている。 きっとデジタルカメラを購入したばかりなのだ、そんなことを僕は推察する。続けて彼女は僕の
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