PayPayなどのスマホ決済サービスで、返金を受けるためのQRコードと錯覚させて、逆に、送金用のコードを送りつけ、資金をだまし取る手口の詐欺が急増しています。ことしの被害は都内だけで1億5000万円に上っていて、警視庁が注意を呼びかけています。 警視庁によりますと、新たな手口の詐欺被害はスマホ決済サービス、なかでもPayPayを悪用したものが急増しています。 スマホ決済サービスでは、支払いを受けたり、送金したりする際にQRコードを交換しますが、支払いを受けるためだと錯覚させて逆に送金用のQRコードを送りつけ、資金をだましとる手口です。 都内の40代の女性のケースです。 インターネットのサイトで、1万5000円の商品を購入しましたが、サイト側から「欠品しているので、ペイペイで返金する」とメッセージが届きました。 その後「返金を受けるため」だとして、LINEにQRコードが送られてきましたが、『