●Intelと同様に大きく変わったAMDのCPU開発サイクル Intelの次世代CPUアーキテクチャ開発は、マルチコアへと重心を移したことで大きく変わった。同様に、AMDのCPUアーキテクチャ開発も、ここ数年で大きく変化している。 AMDは、2003年頃までは2~3年サイクルで新CPUコアアーキテクチャを投入する計画でいた。例えば、2002年6月、AMDの上級副社長だったDirk Meyer(ダーク・メイヤー)氏(現在President & COO, Microprocessor Solutions Sector)は、K8の次はという質問に対して「一般的に言うと、メジャーCPUは2年毎に投入する。うちもライバルもこれは同じで、このトレンドは続くだろう」と答えている。 しかし、今はこのサイクルは完全に変わっている。現在のK8系アーキテクチャ(Athlon 64/Opteron)の後継となるは