ミクシィ取材の後半は、同社も人材の発掘には苦労しているという生の声だ。また企業には、採用した人材をどう活かすか長期的な視点も求められる。社員の約3分の1がエンジニアという同社の考えに迫った。 そしてミクシィの求める“エンジニア”と一般的な“プログラマ”にも明確な違いがあるという。同社最高技術責任者(CTO)の佐藤ニール氏はこう語る。「エンジニアは自分にしかわからない改善や気付きを価値として提供できるはず。それが仕様書通りにモノを作るプログラマとの違いだ」とニール氏は話す。「おもしろい実装でもそれをしっかりとデザインチームに提案したり、企画者に伝えられる力がないと、エンジニアではなくただのプログラマになってしまう」。社内の他部署、社外のパートナーと協働できるコミュニケーションスキルが求められるということだ。 勉強会などに積極的に参加して自ら学んでいくスキルも必要だ。「業界自体が若いのでどんど