99u:ポーランドの映画監督、パヴェウ・パヴリコフスキ氏は、何かすばらしいものを作りたいときは、時に2つのアイデアを混ぜ合わせる必要があると説いています。 アカデミー賞候補となった彼の映画『イーダ』では、自らの生い立ちを知らずに修道女になろうとしているユダヤ人孤児と、元裁判官で大酒のみの彼女の叔母、ヴァンダのストーリーを融合させています。 「The Atlantic」のDavid Sims氏によるインタビューの中で、パヴリコフスキ氏は、どのようにしてこの2つのアイデアがひとつになったのかを話しています。 『イーダ』についてですが、6年、もしくはもっと前だったかもしれませんが、自分がユダヤ人だと知ったポーランドの牧師の話を聞いて、それに基づいたストーリーを書きました。しばらく日の目を見ることはありませんでしたが、これは知的なアイデアでした。 その後、1950年代のポーランドでスターリン主義の