京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」のスタジオで34人が死亡した放火殺人事件で、当時2階にいた男性社員が21日までに時事通信の取材に応じ、「スタジオには背の高い机が並べられており、荷物や社員で過密状態だった」と証言した。 【図解】出火時の京アニスタジオの状況 スタジオに消防法令上の違反はなく、避難訓練も適切に行われていたが、室内の一部で見通しが悪かった可能性がある。京都府警はガソリンの「爆燃現象」で黒煙が充満する中、2、3階にいた社員が逃げ遅れたとみて当時の状況を調べている。 確保された青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=は18日午前10時半ごろ、スタジオの正面玄関から侵入し、近くのらせん階段脇にガソリンをまいて放火、社員を殺害した疑いがある。 1階では3人が亡くなったが、2階フロアと3階に通じる階段で12人、3階から屋上に向かう階段では19人が死亡した。この階段で
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