5月26日のJリーグ第13節鹿島戦からヴィッセル神戸で監督業を再開した。昨年末にG大阪を辞して以来の監督復帰となったが、現場の充実感はやはり何ものにも代え難いものがある。監督をするとなると、全神経をそこにフォーカスさせなければならない。縁あって始めたこのコラムも、私をとらえてはなさない監督業の魅力について語って、今回で終えたいと思う。■私に強烈なインパクトを与えたニカ私は20年を超えるコーチ業
![サッカー監督として…夢の続きを追う - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e3c5e614e8acdad43d69cde8f3e93836e869a85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fk-components%2Frectangle.rev-d54ea30.png)
5月26日のJリーグ第13節鹿島戦からヴィッセル神戸で監督業を再開した。昨年末にG大阪を辞して以来の監督復帰となったが、現場の充実感はやはり何ものにも代え難いものがある。監督をするとなると、全神経をそこにフォーカスさせなければならない。縁あって始めたこのコラムも、私をとらえてはなさない監督業の魅力について語って、今回で終えたいと思う。■私に強烈なインパクトを与えたニカ私は20年を超えるコーチ業
歩んだキャリアという点においては、国内リーグを経ずにドイツに飛び出した風間八宏は、Jリーグ一筋の遠藤保仁(ガンバ大阪)とは対照的な道を進んだ選手だ。風間は筑波大学を卒業すると、多くの実業団チームからのオファーを断ってドイツのレバークーゼンに入団した。日本サッカー界の海外組の先駆け的存在である。 しかし、「絶対的な技術」をベースに、「俯瞰(ふかん)的な視野」を持ってプレーしたゲームメーカーという意味においては、2人には多くの共通点が見られる。特に“天才”と呼ばれた点において――。 解説者として活躍するだけでなく、筑波大学の監督(インタビュー時点/現川崎フロンターレ監督)として日本サッカー界に新たな潮流を生み出そうとしている風間の目に、現代表のゲームメーカーはどう映っているのだろうか。 ■「日本に1人しかいない」選手 ――早速ですが遠藤保仁のプレーを見て、「おもしろい」と感じるのはどんなと
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