堀義人のダボス会議2024(6)総括 3つの戦争・AI・グローバル経済の議論から展望する未来 堀 義人グロービス経営大学院 学長/グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー/一般社団法人G1・一般財団法人KIBOW 代表理事/茨城ロボッツ・LuckyFM・BARKS オーナー/LuckyFes 総合プロデューサー
私達は、普段気楽にJALのマイレージや家電量販店のポイントを貯めています。しかしこのポイントは、実は、ものすごい破壊力と可能性を秘めています。ポイントというと可愛らしく聞こえますが、実際には2005年の時点で、4500億円、しかし実は10兆円を超えて発行されていると予測されます。 私達が貯めているポイントカードは、実は立派な企業通貨です。 企業がポイントを発行するのは、お得感をもとに消費者が商品を買ってくれる可能性を高める販促効果が中心です。 しかし見方を変えれば、値引きでなく、あえてポイント還元という形をとることで、事実上、消費者からお金を借りていると見ることもできます。 将来の還元を背景として、今のお金を消費者から借りるということです。 これは、将来の利益還元をベースに株を発行するのと同じ信用創造の一種です。 さらに一部の企業は、「ポイント山分け」のような形で、自らお金を発行し、それを
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