有重(津端)と今津とを結ぶ渡舟場で、嘗つて、瓦の製造所、海産物の加工所、石灰製造所、魚市場などがあった。 芦が生い茂っているがアラコは往事のまま残っていると思われる。 善隣会の本部は現在、福岡県の筑紫野市原田にある。その発祥の地は久保田町の大立野東といわれている。この大立野東で生まれた力久辰齋が、昭和22年(1947)に多久市 原で立教。この人が善隣会の教祖(御神尊様)となった。 その後、本拠を神埼郡三田川町、佐賀市水ヶ江に移転したのち、昭和31年(1956)に筑紫野市原田に本部を構え、現在に至っている。 久保田町大立野の生家は、現在、善隣会佐賀教会となっており、西岡千代子氏が世話役をしている。 久保田の教会にも多くの参拝者があるといわれている。