はじめに Java Native Interface(以下JNI)は、JAVAと他の言語で開発されたネイティブなプログラムを連携させるために用意されたAPIで、 これを利用すると、JAVAからC,C++などで作成されたDLLを実行することができます。 例えばJAVAから直接EXCELコンポーネントを制御する場合などに使用します。 主にJAVAでは提供されていない機能を他の言語(C言語など)で実現しておき、それを呼び出してJAVAの機能を拡張するような形で用いられるみたいですが、 非常に文献がとぼしいため、私が調べた内容を簡単に記述します。 環境はWINDOWSで、JDK1.4とVC6を使用しました。 まずHelloWorldJNI.javaを作成します。 public class HelloWorldJNI { static { // ライブラリをロードします System.loadLib